価格 |
1,980円
(本体価格:1,800円) |
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商品コード | 9999250302 |
発行年月 | 2025年3月 |
出版社 | 弘前大学出版会 |
著作者 | 大谷伸治・小瑶史朗・篠塚明彦・瀧本壽史 |
ページ数 | 180 |
ISBN | 978-4-910425-19-1 |
教科書と一緒に読む 海峡地域の歴史ー津軽・下北・道南ー
好評を博した『教科書と一緒に読む 津軽の歴史』(2019年刊行)の第2弾です。
前著に引き続き教科書との対応関係を重視しながら、今回は新たに「津軽海峡地域の歴史」に焦点を当てました。
中央政権を中心に展開される従来の教科書では、津軽海峡地域は「辺境」ととらえられがちです。
しかし実際には、海峡は「しょっぱい川」であり、縄文時代からすでに人々の往来や文化の交流がありました。
本書では、そのことが数多くの興味深いエピソードとともに明らかにされていきます。
一方では、海峡の歴史を語る上で、アイヌ民族の存在は欠かせません。
海峡を通したアイヌ史に大きな比重が割かれているのも本書の読みどころでしょう。 このような広大なテーマに迫るために、本書は青森および北海道の総勢14名が協働で執筆に当たりました。
それは、自治体ごとの縦割りになりがちな地域の歴史教育をつなぐ試みでもあります。
歴史教育に携わる教員の方々はじめ、青森や北海道に留まらず、地域さらには日本の歴史に興味のある全ての方々に本書をおすすめします。
発行日:2025年3月
A5判・180頁・並製