価格 |
3,465円
(本体価格:3,150円) |
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商品コード | 9999241201 |
発行年月 | 2024年12月 |
出版社 | 弘前大学出版会 |
著作者 | 佐野輝男 |
ページ数 | 350 |
ISBN | 978-4-910425-16-0 |
最小の病原ーウイロイド
ウイロイド ― 自己増殖する環状RNA ―
この新奇な病原は50年前ジャガイモの奇病から発見され、
国産ホップ生産に大きな被害をもたらした。ウイルスよりさらに小さく、
外殻に包まれずタンパク質情報さえ担わないRNAは、まさに最小の病原であり、
最小の複製体として生命誕生前の原始生命の姿を留めている。
矮化病はなぜ日本のホップに発生したのか?その背景を探り、
400文字(塩基)にも満たない、この究極の分子に秘められた複製・病原性など多才な機能、
宿主適応変異、そして未解明の起源の謎にせまる。
植物病理学に限らず、生物学、農学、微生物学、感染症学、進化生態学に興味のある方々にお勧めの1冊。
著者は2020年 日本学士院賞受賞、2024年現在 弘前大学名誉教授
発行日:2024年12月
判型:製本形式/ページ数:A5判/上製/350頁