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発行社:弘前大学出版会
編集:弘前大学農学生命科学部附属
未利用バイオマス研究センター
税込価格 588円
(本体価格 560円)
| 剪定枝の有効利用の可能性を模索 |
青森県の主要な未利用バイオマスであるりんご剪定枝の活用戦略について,弘前大学農学生命科学部の教員を中心に,理工学部の教員と実際のリンゴ栽培者にも加っていただき,編まれたものである。 青森県内のリンゴ園から出る剪定枝は,青森県の間伐材の量にも匹敵し,毎年15万tにのぼるといわれている。この有効利用は青森県にとっても重要な課題であり,「あおもり・バイオマス利活用総合戦略」でもその重要性が取り上げられてきた。木質系バイオマスとしてのりんご剪定枝の有効利用は、青森県における資源の循環利用という観点からばかりでなく,大気中の二酸化炭素の削減という点からも積極的に取り組む課題と思われる。 本書では,まずT章で未利用バイオマスとしてのりんご剪定枝活用の現状について,II章では主としてりんご剪定の目的について,III章ではりんごを実際に栽培しているりんご栽培者に現場の実情を,IV章では剪定枝のエネルギーとしての利用について,V章では高価な鹿角霊芝(ろっかくれいし)というキノコの培地としての優位性について,VI章では剪定枝の堆肥化に関しての科学的解析について,それぞれ書かれており,剪定枝の堆肥化からリンゴ園に帰すという循環型農業の取り組み等,剪定枝の有効利用の可能性をさまざまな角度から模索している。
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